M/S処理って何だ??#3(FL Studioの場合)

    Posted in: FL-Tips, VST, マスタリング, ミキシング
    Tags: , , ,

    TotalView: 12,225 views!!


M/S処理を行うには、対応するプラグインを使うのが一番手っ取り早いのですが、そんなもんないよ!って方がFL Studioで行う方法です。
前回も登場しましたが、FL Studioには「Stereo Shaper」というプラグインがありますので、これを使えば可能になります。

図1

1.L/R処理のプラグインがある場合
「Stereo Shaper」のプリセットにはM/S処理を可能にする「LR to MS」及び「MS to LR」と、それぞれ、エンコード、デコードするものが含まれています。

図2

これを、ミキサーのエフェクトスロットに差込み、「Stereo Shaper」と「Stereo Shaper」の間にL/R処理可能なプラグインを差し込みます。

図3

上に差し込む「Stereo Shaper」はプリセットから「LR to MS」を選択します。
下に差し込む「Stereo Shaper」はプリセットから「MS to LR」を選択します。
そうすることで、L/R処理をするプラグインの「L」には「M」が「R」には「S」が流れることとなるので、あとは任意に調整をすれば良いこととなります。

図4


2.L/R処理のプラグインがない場合
手順は面倒ですが、以下の方法で可能です。
ミキサーの音を、例えばinsert4に入る音をinsert5・6にそれぞれ流します。
次にinsert5・6の音をinsert7へ集めます。
その時にinsert5のパンは左いっぱいに、insert6のパンは右いっぱいにします。
※insert5・6のマスターへのルーティングは切ってください。

図5

次にinsert5のエフェクトスロットの一番上に「Stereo Shaper」を差し込んで、プリセットから、「Mid」を選択します。
同様にinsert6のエフェクトスロットの一番上に「Stereo Shaper」を差し込んで、プリセットから、「Side」を選択します。
最後にinsert7のエフェクトスロットの一番上に「Stereo Shaper」を差し込んで、プリセットから、「MS to LR」を選択します。

あとは、それぞれのinsertのエフェクトスロットの「Stereo Shaper」の下に任意のエフェクトプラグインを差し込むと、M/S処理が可能となります。

こういった手順で、FL StudioではM/S対応のプラグインがなくてもM/S処理できますが、いろいろと面倒なので、やはりM/S処理を行うには対応したプラグインがあったほうがいいですね。【END】

VN:F [1.9.22_1171]

今後の記事作りの参考といたしますので評価をお願いします
Rating: 4.7/5 (11 votes cast)
M/S処理って何だ??#3(FL Studioの場合), 4.7 out of 5 based on 11 ratings

Trackback URL:

2 Responses to M/S処理って何だ??#3(FL Studioの場合)

  1. JAM より:
    FLで楽曲制作してるJAMと申します。 M/S処理について非常に分かりやすい方法をアップしていただいて感謝です。 FLの使い手が少ないもので、超貴重な情報です。 マスタリングミキシングに大きな影響となりました。 ありがとうございます。 FLってダンス以外にもかなり使いやすいと思うんですよね。
    • 零音 零音 より:
      こんにちはーJAMさん 身近にFLの使い手はいませんねぇ・・てかDTMやっている人もいませんが>< 確かにFLはダンス系の人多いですが、それ以外も使いやすいのは同意です!慣れのせいもあるのですかね・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*