Gross Beatの使い方

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FL Studioには、Gross BeatというVSTがあります。
Gross Beatは、立ち上げた瞬間に、プリセットが鍵盤に割り当てられているので、トラックに流れる音を即座にコントロールすることが出来ます。
例えば、DJがリアルタイムで行うようなプレイ(スクラッチやリピート)などがあります。
先日、購入したのですが、使い方に戸惑いました。
一通り、プリセットを弄ってみましたが、効果は分かるのですが、使い方というか、どういう理屈でそうなるのかが、全然つかめなかったので、いろいろGoogle先生に聞いたりしては見ましたが、やはり日本語で詳しく解説しているサイトは無いみたいですね。

今回は、いろいろ試行錯誤しながら知りえた範囲で、使い方を解説して行きたいと思います。

Gross Beatのコントロールパネル

  • Timerのミキシング
    TimerをEditして作った音の出力量を調整します。
  • Timerのプリセット
    DJがリアルタイムで行うスクラッチやリピートなどのプリセットがあります。
  • Volumeのプリセット
    音量をコントロールするプリセットがあります。(ゲートやフェードイン、フェードアウトなど)
  • Volumeのアタック、リリース
    コンプレッサーにあるようなパラメーターですね、音量を調節し始めるタイミングや効き終わるタイミングを調節します。
  • Volumeのミキシング
    VolumeをEditして作った音の出力量を調整します。
  • エディットコントロール
    実際にこちらで、エンベロープなどを描いて調整します。

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Volume操作時のエディットコントロール

Volume機能をコントロールする時は、以下の図の様に割りと簡単に理解できます。

  • 横軸:時間軸(左から右へと時間が経過する。)
  • 縦軸:音量(上から下へ音量が小さくなっていく。)

20110723-02

 

Time操作時のエディットコントロール

こちらが難解でした。プリセットをいろいろ試しながら、自分でエディットしたりして試行錯誤しました・・・・
その結果、恐らく以下の図のとおりの機能ではなかろうかと思います。

  • 横軸:経過時間(Volumeと同じ考え方です。左から右へと時間が経過する。)
  • 縦軸:経過時間量
    こちらは、私の造語ですが、どの様に表現すれば良いのか適切な言葉が思い浮かばなかったので、名付けてみましたw
  • 左上から右下への軸:ゼロ地点

長方形なのも相相俟って、更にややこしくしていますが、正方形だとイメージがつきやすいと思います。

20110723-03

 

例えば、下図のエディットですが、0から2へと演奏した後に、2の地点でポイントひとつ下げてます。そうすると演奏は1の頭から始まります。同様に演奏後ポイントをひとつ下げると更に演奏が1の頭からになります。
つまり、1から2の間はリピートすることとなります。

演奏を下にポイントするってことは、どの時点まで戻すかってことですね。
もちろん、ゼロ地点をポイントすれば、それ以降は初めから演奏となります。

プリセットだけで、十分ではないかと思いますが、プリセットをエディットして使う場合は、この要領でエディットしてください。
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ちなみに0から4で1小節の長さになります。

 

ピアノロールでのコントロール方法

Gross BeatはAutomationのエンベロープで制御できますが、プリセットをAutomationで操るのは現実的ではありません。(操作がし辛いです)
なので、鍵盤に割り当てて、打ち込んで制御したほうが、良いと思います。

立ち上げた瞬間に鍵盤に割り当てられていますが、これは、Gross Beatウィンドウがアクティブな時に制御するこができるので、どっちかと言うとリアルタイム演奏に適しています。
もっと言えば、ピアノロールでは制御できません。

ピアノロールで打ち込みによる制御方法は少し面倒ですが、以下の方法で行います。

  1. Fruity Keyboard Controllerを立ち上げます。
  2. ①をクリックして②のPresetsを選択します。
  3. ③のGross Beat -white + blackを選択します。
    (white+blackは白鍵と黒鍵と言う意味です)

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次はGross Beat側の設定です。

  1. 右上のメニューボタンからLink all parameters…を選択します。
  2. Remote control settingsウィンドウの①が「Time Slot」であることを確認します。
  3. 真ん中付近の(none)から②kb ctrl(Gross Beat – white + black)-Noteを選択します。
  4. 最後にAcceptボタンをクリックして設定完了です。
  • Volumeを同時にコントロールする場合は、もう一個Fruity Keyboard Controllerを立ち上げて、①から「Volume Slot」を選択して、以下同様の処理です。Fruity Keyboard Controller一個ではTimeとVolumeを同時に制御出来ないみたいです。

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設定後は上から、C4,C#4,D4~の順番で割り当てられます。

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これで、準備は整いました。あとはFruity Keyboard Controllerのピアノロールを立ち上げて、打ち込んで行けばOKです。

ピアノロールによる制御の動画

 

Gross Beatは結構面白いアイテムです。
曲の展開に困ったときや、Dubstepなどのジャンルを作るときは重宝しそうですね【END】

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今後の記事作りの参考といたしますので評価をお願いします
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One Response to Gross Beatの使い方

  1. 匿名 より:
    丁寧で分かりやすい解説ありがとうございます 非常に助かりました!!

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