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  FL Studio for Beginner’s(ツールバーメインパネル編)

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画面構成

FL Studioの画面構成は大きく分けて以下のとおりです。

  • ツールバー
    ファイルメニューなどによる各種設定や、演奏の開始及び停止、曲のテンポや時間の表示など、様々なコントロールが集まっています。
  • ファイルブラウザ
    音声ファイルの表示及びドラックによるインポート、プリセット、更新履歴など、ファイルに関する情報が集まっています。
  • チャンネルウィンドウ&ステップシーケンサー
    使用するシンセ及び音声ファイルの登録、またはステップシーケンサーによる打ち込みなどを行います。
  • プレイリスト
    打ち込んだパターン、音声ファイルなどを時系列に登録し、演奏させます。
  • ピアノロール
    ステップシーケンサーによらない、音階を持った打ち込みは、ここで行います。
  • ミキサー
    各種、音声ファイルやシンセなどをミキサーに登録し音量の調整や、エフェクトなどを加えて全体的なMIXを行います。

ツールバー及びファイルブラウザー以外は画面上の指定エリアで任意の場所に移動または表示することができます。

メインパネル-ファイルメニュー

ファイルメニュー

FILE

FILE

・New
最後に選択した空のプロジェクトを読み込み新規プロジェクトとします。

・New form template ▶(新たなテンプレートで新規作成します。デフォルトでは8つのテンプレートがあります。)

・Open
プロジェクトファイルなどを読み込みます。

・Save(上書き保存)

・Save as(名前を付けて保存)

・Save new version
ユニークな名前で新しいバージョンとして保存します。例えばファイル名:○○.flp → ○○_2.flp

・Import
MIDIファイルやWAVEファイルを読み込みます。
WAVEを読み込む際にはスライスなどをしてくれます。

・Export
作成したプロジェクトを各ファイル形式で保存します。(Zipped loop package、Wave file(Ctrl+R)、mp3 file(Ctrl+Shift+R)、ogg file、MIDI file(Ctrl+M)、Project bones、Project data filesなどの形式で保存できます。)

・Recent projects
直近で開いたファイルの上位10個を表示します。

Exportについての詳細

Export

Exportで出力ファイルの指定、またはショートカットキーの押下で左のダイアログが表示されます。

・Info(Mode:出力する際のモードを表示します、Songは全体的な出力となります、それに対してPatternがありますが、これは選択したパターンのみの出力となります。Total time:ファイルの再生時間、Disk space:ファイルの出力サイズ、Current bar:レンダリングの際の進行状況を表します。)

・Looping mode
Leave remainder(ソングの最後の減衰音も含めてレンダリングします。)
Wrap remainder(ソング最後の減衰音を頭に合成します。こちらはループ音源ファイルを作成するのに向いてます。)
Cut remainder(こちらは、減衰音を無視し、プレイリストなどの最後の位置でレンダリングを終了させます。)

・Quality
Resampling(Liner、6-point、64、128、512-pointと数字が大きくなればなるほど音質は良くなりますが、レンダリングに掛かる時間が長くなります。)

IMAGE LINEの中の人は64-point以上の値を推奨しています。FL Studioは音が悪いと思う方は、こちらの項目を見直してみては如何でしょうか。

Alias-free TS404、HQ for all plugins、Disable max polyなどは音質の向上に関する項目ですので、全てチェックを入れましょう。

・Output format(s)
WAV、MP3、MIDI、OGGなどのファイルフォーマットを選択できます。
音声ファイルのうち、OGGは一般的ではないので、WAVまたは、MP3での出力となるでしょう。

・WAV
16Bit int、24Bit int、32Bit Float、などの項目があります。
数字が大きいほうが高品質となりますが、一般のCDと同レベルの16Bitでも問題がありません。
逆に24Bit、32Bitあたりは、他の再生機器との互換性の問題もあります。

・MP3、OGG
数字が大きいほど高品質となりますが、レンダリングスピードに影響を及ぼします。

・Options
Split mixer tracks(ミキサー単位でレンダリングします。)
Save ACIDized?(ACID形式で保存します。テンポ、スライス、リージョンマーカーなどの情報も併せて付与します。)
Save slice markers(ドラムループなどのスライス情報などを保存します。)
Delay compensation(遅延関係の処理だと思われますが詳細は不明です。デフォルトのまま、とりあえず、有効で^-^;)

・Background rendering、Startボタン
バックグラウンドでレンダリング処理する場合は、Background renderingボタン、それ以外はStartボタンを押下します。

EDIT

EDIT

・Undo step seq edit
アンドゥー/リドゥー(履歴はファイルブラウザで確認できます。)

・Cut、Copy、Paste
コピー、切り取り、貼り付けを行います。

・Shift left、Shift right
ステップシーケンサーなどの打ち込んだのノートを右、左に移動します。

・Randomize
ステップシーケンサーまたは、ピアノロールのRandomizerダイアログを開きます。

・Send to piano roll
ステップシーケンサーのエディットからピアノロールでのエディットに変更します。

Randomizer

Randomizerダイアログでステップシーケンサーまたは、ピアノロールに打ち込んだノートのランダマイズを行います。

ランダムは和音マップに基づいており、音の長さやバリエーションなどをランダムに生成します。


CHANNELS(チャンネルウィンドウ&ステップシーケンサーの操作)

CHANNELS・Add one
登録インスツルメンツ(VSTi)の呼び出しまたは、登録。

・Clone selected
チャンネルウィンドウ&ステップシーケンサーに登録されている、選択チャンネル(インスツルメンツなど)のクローン(複製)を作成します。(ただし、打ち込んだノートやイベントは引継ぎません、シンセなどのパラメーターは引継ぎます。)

・Delete selected
選択している、チャンネル(インスツルメンツなど)を削除します。

・Move selected up
選択しているチャンネルを上へ移動する。

・Move selected down
選択されているチャンネルを下へ移動する。

・Group selected
選択したチャンネルをグループ化します。

・Color selected
選択したチャンネルの色を指定します。
▶ には色指定とランダムに細分化されています。

・Zip selected、Unzip all
選択したチャンネルを折りたたんだり、解除したりします。

Zip&Unzip

・Restretch all
自動ストレッチの解除(テンポ自動化の解除)

Add one(プラグインの追加)

VSTiの追加

Add one ▶ から登録されているインスツルメンツを選択し、チャンネル&ステップシーケンサーに登録するほかに、Moreをクリックし、Select generator pluginダイアログで新たにインスツルメンツを登録することができます。予めインスツルメンツフォルダ(\Program Files (x86)\Vstplugins)などに登録していた、または新たにインストールしたプラグインをRefreshボタンを押下し、検索することで、一覧上にエントリーされ、さらにチェックをすることで、FL Studioから呼び出す事ができます。

VIEW

VIEW

・Playlist、Step sequencer、Piano roll、Browser、Mixerウィンドウの表示/非表示。

・Channel settings
選択されているチャンネルを表示します。(選択されているチャンネルのシンセなどを表示します。)

・Plugin picker、Project picker
登録されているプラグインやプロジェクトの内容(打ち込みデータ、音源ファイル、シンセなど)グラフィカルな一覧が表示されます。

・Toolbars
各種パネルの表示/非表示を行います。(CPUパネル、タイムパネル、ショートカットパネルなど)

・Close all windows
全てのウィンドウを閉じます。

・Close all unfocused windows
フォーカスのないウィンドウを閉じます。

・Arrange windows
各ウィンドウの配置(整列)に関する項目です。デフォルトの配置に戻したりします。

・Background
背景の画像を選択できます。

・Undo history
ファイルブラウザーにある操作履歴を表示します。

・Patterns
プロジェクトに使用しているパターン(打ち込みなど)をファイルブラウザーに表示します。

・Generators in use
プロジェクトで使用しているシンセなどをファイルブラウザーに表示します。

・Effects in use
プロジェクトで使用しているエフェクターをファイルブラウザーに表示します。

・Remote control
プロジェクトに使用している、オートメーションなどをファイルブラウザーに表示します。

・Plugin database
データベースに登録しているインスツルメンツやエフェクトなどを表示します。

ファイルブラウザー

Plugin picker

Plugin picker

Project picker

Project picker

新たにインストールしたシンセをPlugin databaseに登録する方法
1.Plugin databaseの登録したい箇所をファイルブラウザにて、予め開いておく。
2.シンセウィンドウ左横の▼のメニューから「Add to plugin database」を選択する。
3.Plugin databaseに登録されたのを確認してPlugin pickerから呼び出す。

Add to plugin database

plugin database

Plugin picker Z3TA+2

OPTIONS

OPTIONS

・MIDI settings、Audio settings、File settingsについては、過去の記事FL Studio for Beginner’s(環境設定編)を参照してください。

・General settings
様々なFL Studioのセッティングを行うダイアログを表示します。

・Project info
現在開いているプロジェクトの情報ウィンドウを表示します。

・Project general settings
現在開いているプロジェクトの設定ウィンドウを表示します。

・Enable MIDI remote control
MIDIのリモートコントロールの有効/無効の設定をします。

・Enable MIDI output
MIDI出力の有効/無効の設定をします。

・Enable MIDI master sync
外部MIDI機器などとの同期/非同期を設定します。

・Typing keyboard to piano
PCキボードを鍵盤に見立てる設定を行います。

・Metronome
リアルタイムで録音時にメトロノーム音を再生します。

・Recording precount
録音前にカウントダウンでメトロノームを再生します。

・Start on input
入力待機中に信号を受信すると、録音または、再生を行います。

・Blend recorded note
入力情報を上書きせずに重ねていきます。

・Step edit
ステップ録音のON/OFFを切り替えます。

・Loop record
プレイリストの選択範囲を繰り返して録音します。

・Auto scrolling
プレイリストやピアノロールで自動スクロール機能をON/OFFを切り替えます。

・Enable groups
音符などのグループ化の有効/無効を切り替えます。

・Multilink to controllers
外部MIDI機器などのマルチリンクのON/OFFを切り替えます。

General settings

General settings

・Associate project files with application
FL Studioのプロジェクトファイルを関連付けます。
(プロジェクトファイルのクリックでFL Studioが起動します。)

・Show channel activity meters
ステップシーケンサーにあるチャンネルのメーターの表示/非表示をします。

・Auto name channels
チャンネルに適切な名前を自動的に割り当てます。 サンプラーの場合は、チャンネルはジェネレータの名前の他に、サンプルの名などを割り当てます。

・Auto zip empty channels
空のチャンネルを自動的に縮めます。(音符データのないパターンを選択時)

・Auto select linked modules
チャンネルに登録しているシンセなどをクリックすると割り当てられているミキサートラックを表示します。

・Use both mouse buttons in step sequencer
ステップシーケンサーなどのエディットをマウス2つのボタンを有効にします。
(OFFにすると左ボタンしか使えません)

・Use tablet PC or digitizing stylus
タブレットPCに関する項目。(持ってないので分かりません^-^;)

・Click-and-hold functions in piano roll
打ち込んだノートの上をクリックし続けると、もうひとつのノートを作るかどうかを指定します。

・Alternate meter scale
ミキサーにあるピークメーターのスケーリングの変更

・Ultrasmooth visual feedback
再生位置のインジケーターが滑らかに移動します。

・Smooth scrolling
滑らかなスクロールになります。

・Small scrollbars in editors
スクロールバーの幅の調整をします。

・Show startup splash screen
FL Studio起動時のスプラッシュの表示/非表示の設定。

・Don’t limit windows to screen
ウィンドウの制限を解除します。(マルチ画面時に有効とすると、2画面にまたがりウィンドウを表示することができる。)

・Fast sample preview
大きなサンプルを読み込むときに便利な高速サンプルプレビュー

・Read sample tempo information
サンプルのテンポ情報などを読み込む。

・Auto keep long audio on disk
長いオーディオファイルなどを自動的にディスクに保存する。

・Enable legacy precomputed effects
FL4時代の遺物みたいです。

・Enable legacy pattern blocks
FL Studio10から入った方は気にならないが、以前から使っていた人は最初に戸惑う項目。ONで従前のパターンブロックを表示させます。

・Maximum undo levels
操作履歴の最大保持個数。

・Undo knob tweaks
エフェクトなどのノブの位置も元に戻す。(デフォルトはOFF)

・Skin
FL Studioのスキン。

TOOLS

TOOLS

・Browser smart find
ファイルブラウザーの検索ダイアログの表示

・One-click audio recording
▶Into Edison audio editor/recorder
演奏内容をEdisonに録音します。
▶Into Playlist as an Audio Clip
演奏内容をパターンリストにオーディオクリップとして録音します。

・Macros
いろいろなマクロが組み込まれていますが、ここでは便利なものを一つだけ紹介。
▶Switch smart disable for all plugins
アイドル状態のプラグインをOFFにしてCPUの負荷を減らす。

・Riff machine
リフマシーンウィンドウを表示します。(リフマシーンは自動でメロディを作成してくれますが、実用的なものは未だに作れません。><)

・Save audio clipboard to browser
クリップボード上のWAVデータをFL Studioインストールディレクトリ下の\Data\Patches\Clipboard filesに保存します。

・Save MIDI clipboard to browser
クリップボード上のMIDIデータをFL Studioインストールディレクトリ下の\Data\Patches\Clipboard filesに保存します。

・Dump score log to selected pattern
HELPでは終了3分前の記録をいつでもピアノロールに出力できるよ?みたいな感じです。

・Last tweaked
・Next to last tweaked

・External tools
外部ツールを登録できます。
例えば、WAVのEditソフトなどです。今はEdisonがあるので使い道はなさそうです。

その他のメインパネル

その他メインパネル

①タイトルバー:現在開いている曲の名称を表示します。

②ウィンドウボタン:ウィンドウの最小化、最大表示、閉じる。

③ヒントバー:マウスカーソル上のコントロールの簡単な説明を表示。

④シンク、MIDI LED:外部MIDI機器などのシンク時に点灯します。

⑤左:メインボリューム、右:メインピッチ

特に③のヒントバーについては、現状の値などが表示されるため重宝しています。

ヒントバー

FL Studioにはもう一つヒントバーがあります。
このヒントバーは円のドラッグで自由に移動でき、更にVIEW→Toolbars→Hint barで常時表示されます。

今回の記事は結構長文になりましたので、その他のツールバーについては次回にします【END】

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今後の記事作りの参考といたしますので評価をお願いします
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FL Studio for Beginner’s(ツールバーメインパネル編), 4.8 out of 5 based on 17 ratings

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2 Responses to FL Studio for Beginner’s(ツールバーメインパネル編)

  1. Thunderbird より:
    こんにちは! 零音さん新しいブログで記事を書き始めておられたのですね。 前のブログが更新停止になってしまい非常に残念でしたが、またこちらのサイトにリピートできる様になってうれしく思います。 初心者向けの記事でFLユーザが増えるといいですね!
    • 零音 零音 より:
      Thunderbirdさんお久しぶりです。 そうなんです、移転してチマチマやっています。 FLって同じDAW使っているだけで親近感がわくのは、私だけでしょうか・・ 他のDAWの人もそうなのかなぁ また、よろしくです!

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